3.6.16

J DILLA以降のデトロイト第2世代 = ビートの呪術師 BLACK MILKと、D.C.のライブバンド NAT TURNERとのコラボレーション! The Rebellion Sessions by Black Milk & Nat Turner

持ち前のマルチな才能をもって地元デトロイトを拠点にドープでクリエイティブなビートを量産、更にラップまでもこなす鬼才Black Milk。その姿は生前のJ Dillaの姿をある種彷彿とさせる一方、サンプリングを主体に様々なライブ演奏やボーカリストとの共演/融合を積極的に試み、Robert GlasperやDweleら大物アーティストを起用した2013年作『No Poison No Paradise』や前作『If There's A Hell Below』は、多方面の音楽ファンを唸らせる傑作となった。恐らくその頃からであろう、密にリンクを続けているワシントン発のライブバンド Nat Turnerは、自身のツアーにもバックバンドとして同行させるなど彼の右腕として徐々にその存在感を増し、追ってフリーで試験的にデジタル・リリースしたコラボEPの好評価も経て、遂に今回正式なダブルネーム・アルバムとして完結したかたちだ。前述のRobert GlasperやKamasi Washington、更にThe Internetなどの新世代のソウル/R&Bシーン、勿論J Dillaの影もチラつきつつD’AngeloやThe RootsらSoul Quarians的な趣もあり、それらフィールドを縦横無尽に横断するヒップホップ経由のジャズ・フュージョンとでも形容できようか、Black Milkにしか成しえない漆黒のグルーヴがここに集約されている。 via:diskuinon

HIP HOPというより、ナイスJAZZ FUNKアルバムでUKのDA LATAとかクラブジャズ系にも通じる好センスアルバム。Bな人たちがこういう音を作るというのがかっこいいなと。

The Rebellion Sessions
by Black Milk & Nat Turner

01. The Ancient Rebellion
02. Never
03. The Knock
04. Just A Thing
05. Burn
06. Electric Spanking
07. Take 2
08. You Need This Light
09. Traveler
10. 4 Blacks




アルバム未収録ですが、かっこいいMVなのでぜひ。



あと、バンドスタイルで今年かっこ良かったものでいうと、Koi Child(fromオーストラリア)